登山・ハイキング

ねらい

  • 困難に負けず、同じ目的に向かう協働の心と忍耐力を培うとともに、登山を通して自然に親しみ、自然を愛する心情を養います。(登山)
  • 恵まれた自然の中で、動植物の観察などをしながら散策し、友情を深め、自然を愛する心情を養います。(ハイキング)

 ※ 同じコースであっても、ねらいによって実施の仕方が変わります

時期・時間

 年間を通じて活動可能です。(ただし、冬期は雪や凍結に対する配慮が必要です。)
 時間等は別紙「登山・ハイキングコース一覧」のとおりです。

準備

自然の家で貸し出しできるもの

  • 無線機(代表者に1台。複数必要な場合は要相談)
  • ロープ(荒天時)
  • アイゼン(凍結時)
  • ヘッドランプ※ (夕方・夜間)
  • ランタン※

 ※乾電池は団体で用意

利用者で準備するもの

  • 登山、ハイキングに適した服装(長袖、長ズボンが理想的)
  • 帽子
  • 軍手
  • タオル
  • レジャーシート
  • 雨具
  • 水筒
  • カメラ
  • 地図
  • 時計
  • 救急用品、
  • 弁当(1日コースの場合)など
  • 携帯電話
  • ヘッドランプ用乾電池(単3型、2本)

活動内容(展開例)

説明
15分
・班編成、服装、人数確認、健康状態の確認等をします。
・活動のねらい、目的地、コースを確認します。
・注意事項を確認します。(行動、危険個所、緊急時の対応、自然保護等について)
活動・出発前に準備運動をしましょう。
・団体のねらいや実態に応じて、活動の方法を工夫しましょう。
・自然の愛護、環境保全に努めましょう。
・分岐など道迷いの可能性がある場所は、指導者を配置しましょう。
・最後尾は、必ず指導者がおさえるようしましょう。
整理
15分
・人数確認、健康状態の確認等をしましょう。
・感想を発表しましょう。

留意点

  • 指導者は、必ず下見を行い、ルート、危険個所、所要時間を調査するとともに、緊急時の対応等の体制を整えておきましょう。
    ※ 雨天後は滑りやすくなっています。冬期は、雪や凍結への注意が必要です。
  • 参加者の健康状態を把握し、人数確認を適時行って実施してください。
  • 救急用品等の準備と、事故発生時の対応について確認のうえ、実施してください。
  • 落石、転落、まむし、蜂等に十分注意してください。また、道に迷ったり、はぐれた場合の連絡方法等を指導してください。
  • 多人数で施設の見学を行う場合は、事前に連絡を入れるようにしてください。

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資料

コース別詳細図

活動時提出書類

ハイキング実施届(資料ダウンロードページへ)

オリエンテーリング(休止中)

ねらい

  1. 自然に親しみます。
  2. 思考力、判断力を育て、勇気、冒険心を養います。
  3. 協調性を育てます。
  4. 親睦をはかります。

時期・時間

  • 年間を通じて活動可能です。(雨天時も可)
  • 2~3時間

準備

自然の家で貸し出しできるもの

  • コンパス
  • 地図
  • ゼッケン
  • スタート幕、ゴール幕
  • 無線機(代表者に1台。複数必要な場合は要相談)
  • 机、イス(集計時に使用)

利用者で準備するもの

  • チェックカード
  • 集計用紙
  • 時計、鉛筆
  • 野外活動に適した服装
  • 手袋
  • 雨具(傘は不可)

活動内容(スコアオリエンテーリングの展開例)

                  内  容
説明
30分
【指導者編】
・班編成・服装点検・人数確認・健康調査等を行います。(1グループ 4~8人程度が
良いでしょう。)
・各班に地図、ゼッケン、コンパス、チェックカードを配付します。
・スコアオリエンテーリングの説明を行います。
 ※正面玄関横に大きなマップがあります。その前で行うとよいでしょう。
 ※コンパスの使用方法・地図の読み方・チェックカードの使い方等の説明について、
   要請があれば当所職員が行います。
・注意事項を確認しましょう。(危険個所・危険行動・自然保護等について)
活動
90分
【指導者編】
・一斉スタートまたは間隔をあけてのスタートも可能です。
・巡回を行い、安全にゲームが進行されているか確認しましょう。
【参加者編】
・スタートしたら、地図に示されたポストを探し、チェックカードにポストについているパンチでしるしを付けます。(しるしのデザインはポストごとに異なります。)
・決められた時間内(90分、ただし時間は自由に設定できます。)に、できるだけ多くのしるしを付けてきましょう。しるしの付いているところの得点が多いグループから順位を決めます。(タイムオーバーは減点します。また、グループ全員が到着しなければそのグループのゴールとは認められません。)
・自然の愛護、環境保全に努めましょう。
整理
30分
【指導者編】
・ゴールに着いたグループから、地図、ゼッケン、コンパス、チェックカードを回収し集計用紙に記入してください。
・集計終了後、反省・成績発表を行ってください。
・すべての用具がそろっているかを確認して、返却してください。
【参加者編】
・感想を発表しましょう。

留意点

  1. 事前に当所職員と実施方法等について打ち合わせをし、必ず現地踏査をしましょう。
  2. 活動中は引率指導者間の連絡を密にして、子どもたちを常に掌握し、安全と事故防止に努めましょう。
  3. オリエンテーリングの種類
    国立曽爾青少年自然の家では、3種類のオリエンテーリングを楽しむことができます。

    ポイントオリエンテーリング・・スタートから指定されたポイントを順番に回っていき、ゴールまでの時間を競うオリエンテーリングのことです。

    ラインオリエンテーリング・・地図中に記入された線に沿ってコースを回り、コース上のポイント(ポイントの場所は、地図中に記されていません)を見つけていくものです。

    スコアオリエンテーリング・・制限時間内に、あちこちに散在した難易度の異なるポイントを自由に(好きな順番で)回って、チェックしたポイントの合計点数を競います。学校の野外活動で最もよく行われるものです。
  4. コンパスの使い方を充分マスターしましょう。

① 図上の現在地と目的地点とを結ぶ線上に、コンパスの長辺を合わせて、進行線を目的地に向けます。

②リングを回してリング内の矢印を地図の磁北線と平行にして、矢印の方位が同じになるように合わせます。

③コンパスを体の前に持ち、リング内の矢印と針(赤)が重なるまで体を回します。両方が重なった時、進行線の矢印の方向に目標物(次のポイント)があります。

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資料

ネイチャーエクスプロアリング

ねらい

  • 見たり、聞いたり、さわったり、匂いをかいだり、味わったり、考えたりと五感を使って自然と親しみます。
  • 楽しさの中に自然の不思議、おもしろさを実感的に知ることができます。
  • ゲームをしながら環境への関心を高め、考える力を培います。

時期・時間

  • 年間を通じて活動可能です。(雨天時も可)
  • 2~3時間

準備

自然の家で貸し出しできる物

  • ネイチャーサインカード★
  • フライングディスク(課題で必要)
  • ゼッケン
  • 無線機(代表者に1台。複数必要な場合は相談要)
  • バインダー(解答用紙を挟む用)

利用者で準備する物

  • 解答用紙(各班に一枚を印刷しておく)
    ※厚紙などに貼っておくと書きやすい
  • ゴミ拾い用ビニール袋(グループに2枚)
  • 時計、鉛筆
  • 野外活動に適した服装
    (長袖、長ズボン、軍手が望ましい)

★ネイチャーエクスプロアリングのサインカードは4コースあります。

  1. いのししコース
    自然の家~お亀池~お亀茶屋~キャンプ場~なかよしホール横~自然の家
  2. しかコース
    自然の家~なかよしホール横~キャンプ場~お亀茶屋~お亀池~自然の家

※いのししコースとしかコースは逆回りのほぼ同一コースです。
※サインカードの課題以外に、団体独自にチェックポイントを設け、課題を追加することも可能です。

活動内容

  • 班編成(1グループ2人~6人程度が良いでしょう。)
  • 展開例

○ネイチャーサインカードを使いながら、自然探険を楽しみます。
 各グループは、ネイチャーカードの指示のもとにコースを回り、ゴールを目指します。
その間に、見たり、聞いたり、触ったり、匂いをかいだり、味わったり、考えたりと五感を使って自然を探険します。
○いくつかのポイントでは課題が出題されます。課題を解いたら解答用紙に答えを記入してください。

(指導者編)

  • 指導者は、ネイチャーエクスプロアリング用具一式を準備します。
  • 参加者の服装点検、健康チェックは、忘れないようにしてください。
  • 参加者にネイチャーエクスプロアリングの説明をしてください。
  • スタートは、3~5分程度間隔をあけスタートさせてください。(別々のコース設定も可)
  • 指導者は、巡回を行い安全にゲームが進行されているかを確認してください。

(参加者編)

  • ネイチャーサインカード上側の矢印、真ん中の写真、写真の下のアイコン、文章を読み次にどこへ行くか、何を見つけに行くのかを判断してください。
  • 競争ではありません。班長を中心に協力し、全員そろってゴールしてください。

(ネイチャーサインカードの見方)

  • 矢印は、写真で示されているポイントが見えるか、見えないかがわかります。それぞれの矢印を参考にしてください。
  • 写真は、次にめざすポイントや探すものが示されています。(目的のものばかりに気をとられず、写真の中のヒントとなるもの(看板、道や周りの景色等)にも注目してください。)
  • アイコンは、写真で示されているポイントで何をするかを示すマークです。
  • 詳しいことは、ネイチャーサインカードに記入されてあります。
  • いくつかのポイントでは、課題が出されています。課題を解いたら解答用紙に答えを記入して次に移動してください。
  • 課題の得点合計で順位が決まりますが、順位はあくまでも最後の小さな楽しみです。ゆっくり自然を感じることを楽しんでください。

留意点

  • 自然を大切にしてください。(木を折ったり、花をきずつけたりしないようにしてください。)
  • 道路横断時など車に気をつけ、交通ルールをよく守って行ってください。
  • 自然を感じとることを大切にして行ってください。早さを競うものではありません。

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資料

フォトテーリング

ねらい

地図のページを見ながら写真の場所を発見するというアクティビティです。
チームで話し合い、どこの場所なのかを推理しながらポイントを探していきます。

各ポイントには問題が用意されており、それに解答します。
ショートフォトテーリングは10カ所のポイント、ロングフォトテーリングは20カ所のポイントが用意されています。

  1. 自然に親しみます。
  2. 思考力、判断力を育て、勇気、冒険心を養います。
  3. 協調性を育てます。
  4. 親睦をはかります。

時期・時間

  • 年間を通じて活動可能です。(雨天時も可)
  • ショートフォトテーリング 1時間
  • ロングフォトテーリング 2時間
    (両種類共に、説明・終了時の整理を含むとさらに1時間ほどかかります)

準備

自然の家で貸し出しできるもの

  • ゼッケン
  • 無線機(代表者に1台。複数必要な場合は要相談)
  • フォトテーリング問題(地図)
  • バインダー(班に1つずつでお願いします)
  • スタート幕・ゴール幕
  • 机・イス(集計時に使用)

利用者で準備するもの

  • 鉛筆
  • 解答用紙(必要な分を印刷してお持ち下さい)
  • 時計
  • 野外活動に適した服装
  • 雨具(傘は不可)

活動内容

説明
30分
【指導者編】
・班編成・服装点検・人数確認・健康調査等を行います。
(1グループ 4~8人程度が良いでしょう。)
・各班にゼッケン、フォトテーリング問題(地図)、解答用紙を配布します。
・フォトテーリングの説明を行います。
・注意事項を確認しましょう。
(危険個所・危険行動・自然保護等について)
活動【指導者編】
・一斉スタートまたは間隔をあけてのスタートも可能です。
・巡回を行い、安全にゲームが進行されているか確認しましょう。
【参加者編】
① スタートしたら、1~10(ショート)または1~20(ロング)の写真の場所を探してください。(何番からスタートしてもかまいません。
 地函上ではA~J(ショート)、ア~卜(ロング)で記されています。
 ※写真のすみすみまで、じっくりと観察してください。写真の中にヒントがかくれています。
② (ショート)ポイントに辿り着いたら、解答用紙に記号(A~J)に合った写頁の番号(1~10)を記入して、そのポイントの問題に答えます。
  (ロング)ポイントに辿り善いだら、解答用紙に写真の番号(1~20)に合った地図の記号(ア~卜)を記入して、そのポイントの問題に答えます。
③ 決められた時間内(90分、ただし時間は自由に設定できます。)に、できるだけ多くの問題に答え、集合場所に戻って来ましょう。
 また、問題以外の新しい発見も探してメモをとっておくとよいでしょう。
整理
30分
【指導者編】
・ゴールに着いたグループから、ゼッケン、フォトテーリング問題(地図)、解答用紙を回収し集計用紙に記入してください。
・集計終了後、反省・成績発表を行ってください。
・すべての用具がそろっているかを確認して、返却してください。
【参加者編】
・感想や発見したことを発表しましょう。

留意点

  1. 事前に当所職員と実施方法等について打ち合わせをし、必す現地踏査をしましょう。
  2. 活動中は引率指導者間の連絡を密にし、子どもたちを常に掌握し安全と事故防止に努めましょう。
  3. 自然を大切にし、交通ルールを守りましょう。

例題

地図では?

⑱ このモニュメントに、どんな文字が書いてあるでしょう?

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ディスクゴルフ

ねらい

 ゴルフボールの代わりにフライングディスクを使用し、カップ代わりのゴール(バスケット型) に入れるまで投げる回数を競うゲームで、満足感、爽快感を体感しながら、判断力、推理力、 体力を養います。また、コースを回る過程で様々な自然に親しむことができます。

時期・時間

  • 年間を通じて活動可能
  • 2~3時間

準備

自然の家で貸し出しできるもの

  • フライングディスク
  • ゼッケン
  • 無線機(代表者に1台。複数必要な場合は要相談)

利用者で準備するもの

  • コース図・スコアカード
    (必要な枚数を印刷して下さい)
  • 鉛筆
  • 野外活動に適した服装

活動内容

  • 各ホールのスタートは定められたところからスローしてください。(イン・アウトコース のどちらからでもスタートできます。多人数の場合、両方に分かれた方がいいでしょう。)
    スタート地点には緑色のくいが2本立っているので、それを結んだ線に立ってスローしてください。
  • セカンド・スロー以降は、前にスローしたフライングディスクが止まった地点からスローしてください。フライングディスクの位置に片足を置き、もう一方は真横あるいは後方においてスローしてください。
  • 各ホールのティースロー順は、最初のホール以外はすべて、前のホールのスコアのよい順に行ってください。
    また、各ホールでのセカンド・スロー以降のすべてのスローは、投数に関係なくゴールから最も遠い人からスローするようにしてください。

留意点

  • すぐにコースに出るのではなく、全体でスローイングの練習をしてください。
  • 指導者は、参加者にコース外にフライングディスクが出た場合や木に止まった場合は、無理をさせず、安全を確認した上で取りに行くことを連絡してください。また、少しでも危険であると判断される場合は、指導者が取りに行くか無線等で自然の家職員に連絡して下さい。
  • 指導者は、巡回を行い安全にゲームが進行されているかを確認してください。

基本スローイング

(1)バックハンドスロー

〈握り方〉
図1・2のように、ディスクの表面に親指を置き、人さし指はリム(ヘリ)にそってのばして下さい。
中指・薬指・小指は、リムを包み込むように握ります。

〈投げ方〉
体の位置は投げる方向に対して、45°程度に構え、手首を充分に曲げ、ディスクを巻き込むようにテイクバック(腕を後ろへ引くこと)します。(ディスクは、地面と平行にしておく)
あとは、勢いよくディスクを投げ出しますが、ディスクに十分な回転をつける事に最も注意を払ってください。
(スナップをきかせて投げる。)

(2)サイドアームスロー

〈握り方〉
図5・6のように親指、裏に人差し指と中指となるように3本の指でつまむようにディスクを持ちます。残り2本の指は軽く握ります。

〈投げ方〉
図7・8のように投げる方向に対してやや斜めに立ちます。
手首の力を抜いて中指で弾くようにディスクを投げ出します。
肘から先だけを動かすようにして、回転をうまくディスクにかけてください。

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資料

フィールド・アスレチック(休止中)

当所のフィールド・アスレチックは、コナラ、ミズナラ等の木立の中に、自然の地形を利用して、約300mのコースに意図的に木材やロープを用いて13種目のポイントを配置しています。子どもたちが、それらに挑戦することによって気力や体力を養うとともに、内在する冒険心を子どもたちが、それらに挑戦することによって気力や体力を養うとともに、内在する冒険心をも満たすべく設けられたものです。

 

ね ら い

  (1)困難な種目に直面しても、勇敢に対処する強い意志を養うことができます。

  (2)グループで励まし合い、助け合いながら進んでいくことによって、協力の大切さを知らせることができます。

  (3)各ポイントで体全体を使うことにより、体力の向上をめざします。

  (4)木立の中で体を動かす喜びを味わいます。

 

時期・時間

    (1)年間を通じて活動可能

    (2)1時間30分~2時間

 

準   備 

  自然の家で貸し出しできる物  利用者で準備する物
  無線機(代表者に1台。複数必要な場合は相談要)      野外活動に適した服装  手袋  

 

留 意 点

  (1)山の斜面に沿って設営しているため、天候等により、全部または一部の使用を禁止する場合があります。

  (2)引率指導者は、事前にコースの下見をしておいてください。その際、危険箇所や利用者個々の能力により、

     各ポイントが実施できるか否かを判断していただくとともに、引率指導者の配置が必要な場所の確認を

     お願いします。    

     ※雨の後はすべりやすいので、必ず引率者が確認してからスタートしてください。

  (3)引率指導者は、フィールド・アスレチックの種目紹介や安全確保及びその他必要事項について、事前に参加者に

     説明しておいてください。

  (4)本アスレチックは、引率指導者の直接指導のもとに行ってください。

  (5)けが等の事故、天候の急変など緊急を要する場合の連絡及び処置の方法について、事前研修をお願いします。

     (無線機をお渡ししますので、必ず携帯し、緊急の場合は当所事務室と連絡をとってください。)        

        

種目紹介

 番号   種  目   内  容    注意事項  
1    丸太ころがし    グループで助け合いながら体や棒で丸太を転がし、往復する。左右均等に力を加える。 丸太に手や足を巻き込まれないように注意する。
2        長ゲタすすみ        グループで助け合いながら長ゲタの上に乗り、呼吸を合わせて進む。    他のグループのペースを気にせず、自己のグループのペースを守る。 リーダーが号令をかけてから始めると進みやすい。
3  トンボうつり  一人でブラブラする丸太の上を進む。ロープをしっかり持って進む。 滑るので注意する。
4        つり橋わたり        一人で丸太に登り、ブラブラするつり橋を渡る。      一人ずつゆっくり渡ること。 雨の後等は滑りやすい。 後続者はロープを揺らさない。谷を渡るため転落に注意。 ※引率者の配置が必要。
5        曽爾高原飛行        一人でロープにつかまって空中を滑り降りる。      ロープをしっかり持つこと。 着地に注意する。 後続者はロープを揺らさない。 谷を渡るため転落に注意。 ※引率者の配置が必要。
6    岩壁のぼり    一人で丸太をよじのぼって進む。  滑りやすいのでしっかり持って登ること。 グループで助け合っても良い。
7      ネットとびつき      一人でロープにぶら下がりネットに飛び移る。    ロープをしっかり持ち、ネットにとびつく。 握力の弱い人はロープを股に挟むと良い。
8  円盤飛行  一人で円盤に乗り、ロープを引っ張って進む。バランスを崩さないこと。 着地に注意する。
9    洞窟探検    一人で丸太の穴をくぐりぬけて進む。  頭の方から進み、頭を打たないように注意する。 丸太の上を歩くのも良い。
10        一本綱わたり        グループの仲間が引っ張っているロープの上を一人で進む。    ロープをゆるめたり揺らしたりしないこと。 上部のロープをしっかり持っていること。 雨の後等は滑りやすい。
11    冒険とりで    丸太やロープを一人で工夫しながら渡る。  一人ずつ渡ること。 後続者は揺らさないこと。 雨の後等は滑りやすい。
12  お城ジャングル  丸太やロープをつたわって展望台に登る。降りる時に注意する。 雨の後等は滑りやすい。
13    丸太つきあげ    グループで、1、2の3の合図で丸太を引き上げ、球を3回突く。丸太が落ちる時に注意する。    

 

No.6 岸壁のぼり

       

No.5 曽爾高原飛行

      

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資料

川遊び

ねらい

曽爾青少年自然の家から徒歩約50分下ると、曽爾川(青蓮寺川)の清流が流れています。
ハイキングを兼ねて山を歩いて川に入り、水遊び等をする中で、川に対する親しみを深め自然を愛する心情を培うとともに、体力の向上を図ります。

時期・時間

  • 7月~8月(アユ漁の関係で、川への立ち入りが禁止される時期もあります)
  • 3時間~6時間

・1グループ20名程度(少なくても陸上監視員1名、救命浮き輪係1名、救命ロープ係2名を配置すること)
・対象:小学5年生以上

準備

自然の家で貸し出しできるもの

  • 無線機(代表者に1台。複数必要な場合は相談要。)
  • ライフジャケット(サイズ・数に制限あり。相談要。)
  • 救命浮き輪・救命ロープ
  • 遊泳範囲指示ロープ
  • 保温用毛布

利用者で準備するもの

  • 水着
  • 運動靴・かかとの固定できるサンダル
  • 救急用具
  • メガホン 笛
  • 野外活動に適した服装
  • その他、団体で必要なもの

福祉センター裏に当所指定の川遊び場があります。
※その他の場所で川遊びを実施する場合は、当所は一切の責任を負いません。

留意点

  1. 川遊び安全対策マニュアルを基に気象状況(気温・水温・水深・雷)をふまえ実施の可否の判断をさせていただきます。
  2. ハイキングと水遊びを兼ねるため、それぞれの活動に適した服装を忘れないようにしてください。川遊び場まで片道徒歩50分から1時間の山道ハイキングです。
    ※川遊び場までのハイキングコースは別紙の地図を参考にしてください。
  3. 水遊びをするときは、遊泳範囲指示ロープなどで遊泳範囲・危険区域を参加者に周知徹底して下さい。また、陸上監視員・救命浮き輪係・救命ロープ係を配置して安全確保に努めて下さい。
  4. 正しくライフジャケットを着用(股下にベルトを通すなど)し、入水する前に準備運動を念入りに行ってください。
  5. 雷、夕立等の兆候があれば、すぐに川から上がり天候の急変や急な増水には十分注意してください。
  6. 川底は石ころが多く滑りやすいので裸足では危険です。ぬれてもよい運動靴(サンダルは不可)などをはいて遊ぶようにしてください。
  7. 7月~8月はアユ漁の解禁中ですので、付近の釣り人に迷惑をかけないよう注意して遊ぶようにしてください。
    ※川への立ち入りが禁止されている期間もありますので、事前にご相談ください。
  8. 移動する場合の車両の駐車スペースやトイレの確保については事前にご相談ください。
  9. 川遊び中は水分補給を忘れがちです。30分に一度は一斉に水から上がって休憩を取り、水分補給、健康観察を行い、脱水や熱中症にならないように注意してください。

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資料

活動時提出書類

川遊び実施届(7月~8月のみ)(資料ダウンロードへ)

野外炊事

ねらい

自然の中で友達と協力して食事を作ることの喜び、自分たちで作った料理を一緒に食べる楽しさを味わうことで、友だちとのきずなを一層深めます。また、生ゴミの処理方法、上手なカマドの使い方、及び節水を心がけた食器洗い等により環境学習にもつなげます。

時期・時間

  • 年間を通じて実施できます。(12月~3月は水道凍結防止のため実施できない場合があります。)
  • 3時間~4時間
  • 原則として昼食及び夕食とします。

準備

自然の家で貸し出しできるもの

  • 食器セット
  • 鉄板
  • 鍋セット
  • フライ返し
  • 火バサミ
  • 薪割りなた 
  • キンドリングクラッカー
  • 洗剤
  • 無線機(事務室との連絡用)

売店で購入するもの

◎食事・物品注文書で注文
 炊事材料(食材:炊事メニューから選択)
●食事・物品注文書で注文
 薪…1カマドに1.5束が目安
※ご利用2週間前までにご注文ください。
※食材の持込は、食中毒防止のため原則禁止です。 (薪の持込可)

利用者で準備するもの

  • 活動に適した服装
  • 軍手
  • ふきん
  • 古新聞
  • チャッカマン
  • スポンジ
  • たわし

野外炊事の用具について

食器セット及び、鍋セットは以下の通りです。

カレー皿×8 どんぶり×8 コップ×8 まな板×2 おたま×2 包丁×2 スプーン×8 しゃもじ×2 ピーラー×1

ご飯用なべ×1 汁用なべ×1 ボール×1 ざる×1 

食器のセットは8人分セットになっています。9人以上のグループは、食器等を予備の棚から追加してください。ただし、返却の際は8人のセットに戻してください。
・炊事のかまど数は、本館炊飯場37(+本館屋根付 16)、屋根付炊飯場16です。

<事前準備>

注文について

  • 食材の注文はご利用1週間前までに、薪は2週間前までに必ず売店に注文して下さい。
  • [FAX:0745-96-2605]

※材料は、8人セット・4人セット・一括のいずれかの注文になります。
 4人セットは端数調整用で、注文数は最大8人セット数の5分の1の数となります。
 (但し、4人セットの注文が1の場合をのぞく。)
 一括注文の場合は、団体で小分けにしていただくことになります。

薪について

薪は事前に食事・物品注文書にて注文することができます。
薪は、目安として1かまどに1束半程度必要です。→余った薪(針金をはずしていないもの)は、返品可能です。
使い終わった薪の針金は、本館炊飯場の場合は薪置き場のカゴに、屋根付き炊飯場の場合は、針金を売店に持っていき、清算して下さい。

価格表

メニュー料金(1人分)
ビーフカレー★荒天時、食堂による調理の依頼が可能です(150円/1人、ごはんのみの場合は80円/1人)。550円
焼きそば食数分の割り箸がつきます。530円
ちゃんこ鍋食数分の割り箸がつきます。560円
朝食(カートンドッグ)360円

<当日>

当日の流れ

  • 入所手続きの後、売店で食材の受け渡し時間等の打ち合わせをしてください。
  • 炊事開始までに、団体の担当者対象に野外炊事の進め方について説明します。(約15分程度)
    ※全体への説明はいたしませんので、ご了承ください。

点検を受ける時の注意事項

  • 食器や鍋類はきれいに洗い、ふきんで拭きましょう。
  • 全体の8割の片付けが終わったら無線機で職員を呼び、点検を受けてください。
  • 職員が来るまで各班のテーブルで待ちましょう。
  • 点検の際は、「食器セット」「お鍋セット」にして順番に点検を受けてください。

片付けについて

○ カマド
 カマドの薪は燃やしきりましょう。熱いかまどに水をかけると大変危険ですので、水は絶対にかけないでください。
 →屋根付きのレンガカマドを使用した場合は、燃やしきった後、ほうき等できれいに掃除し、残炭は「残炭入れ」に入れて下さい。

○ 生ゴミ
 調理中に出た生ゴミ(野菜の皮等)は燃えるゴミの袋に入れて下さい。
 残飯(水気のあるもの)は「青いザル」に集め、水切りをしてザルごとポリバケツに入れ、蓋をして下さい。
 (野外炊事のメニューには、燃えるゴミ袋が1枚ついてきます。)
 →「本館炊飯場」はエコロジーホール下のシャッター前に、「屋根付炊飯場」は屋根付炊飯場内にあるペールボックスにザルのまま運んでください。

悪天候の場合

強風等の悪天候時に活動するにあたり危険が伴い、やむをえず野外炊事を中止する場合は次の時間までに決定し、事務室に連絡して下さい。 ※小雨での変更は対応しておりません。
昼食・・・午前9時まで 夕食・・・午後1時まで

  • 中止の場合、 食堂で調理可能なメニューはカレーライスのみです。
    他のメニューを注文され、中止となった場合は食堂で調理はできませんので、ご注意下さい。
    また、バイキング食への変更もできません。
  • 中止の場合、他団体の食堂利用が終わってからの食事となります。食堂の利用状況によっては、昼食が13時以降、夕食が18時半以降になることがあります。

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資料

野外炊事メニュー一覧 ⇒こちらよりご確認ください

動画

調理のコツについて職員が説明している様子です。
火おこしについて職員が説明している様子です。

ナイトハイク

ねらい

  • 昼間とは異なる夜の自然の姿を知るために行います。
  • 五感を研ぎ澄ませて、新たな発見をしたり、自然との一体感を実感することができます。
  • 自然への感性を高めることができます。

時期・時間

  • 年間を通じて活動可能です。(冬季は防寒対策が必要です。)
  • 1~2時間程度

準備

自然の家で貸し出しできる物

  • ゼッケン
  • 無線機(代表者に1台。複数必要な場合は要相談)
  • ヘッドランプ(乾電池は団体で準備)

利用者で準備する物

  • 夜間の野外活動に適した服装
    (長袖、長ズボンが理想的)
  • 時計、軍手、レジャーシート
  • ヘッドランプ用乾電池(単3形、2本)
  • 救急用品

活動内容

(1)事前の準備

①青少年自然の家の周辺でコースを設定します。
 お亀池コース、キャンプ場奥の森コースなど
②ねらいに応じた活動の内容、進め方を決めます。
 何人ずつ歩くのか、スタートの間隔は、どこの場所でどのようなことをするのか等

活動例:

あかりの実験 片眼は手でふさぎ、もう一方の目であかり(ろうそく等)を3~5分 見つめます。暗闇に目が慣れてくる体の仕組みを知るために行います。
音いくつ3~5分間、話をせずに聴覚だけを研ぎ澄ませ、どんな音が聞こえるか、音の種類を数えます。終わってから、グループごとに発表しあいましょう。
星空をみよう レジャーシートの上に寝ころび、静かに星空を見つめます。
10~15分くらいゆったりと時間をとって行います。星が見えない日は「夜空を見よう」として行いましょう。自然との一体感が得られます。

③事前にコースの下見を行います。

(2)当日出発前

① ねらい、目標、コースなどの説明、諸注意
② 参加者の服装の確認、健康チェック、人数点呼

(3)ナイトハイク

① できるだけライトを使わずに歩く方が、目が慣れ、より自然を感じることができます。
② 要所要所で人数点呼を行います。

(4)事後の活動

① ふりかえり:わかったこと、感じたことなど、自分自身で活動をふりかえってみます。
② わかちあい:ふりかえったことをお互いに交流しましょう。

留意点

  • 夜の自然を感じる活動です。静かに耳をすませながら歩きましょう。
  • コースの下見をした上で、安全に十分配慮して実施してください。
  • 「きもだめし」や「体力づくり」ではなく、夜の自然を体験するための活動です。その目的やねらいを一人一人がよく理解した上で実施しましょう。
  • 夏場は虫除け、冬場は防寒対策を十分行ってください。
  • 必要に応じて人数点呼を行ってください。

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星座観察

ねらい

四季おりおりの星座などを観察し、星座に対する関心を高めます。 星空から、宇宙の広大さなどを実感するとともに、豊かな自然を感じる心を育てます。

時期・時間

  • 年間を通じて活動可能(ただし、秋~春の寒い時期は防寒対策を十分にすること)
  • 1.5時間~2時間

準備

自然の家で貸し出しできる物

  • 星座早見盤
  • ヘッドランプ (単3電池2コ持参)
  • 双眼鏡
  • フィールドスコープ
  • 天体望遠鏡(80ミリ8台)

指導員要請の際の注意事項は下記をご覧下さい。

  • ビデオプロジェクター
  • ブルーシート(数に限りがあります。事前にご相談ください。)

利用者で準備する物

  • 時計
  • 鉛筆
  • メモ用紙
  • 懐中電灯
  • シート(寝転がり星を見る場合)
  • ヘッドランプ用単3形電池2コ

※この活動(アクティビティ)は10人以上で指導員を依頼することができます。
(但し、指導員の都合によってはお応えできない場合があります)

費用

外部指導員要請の場合:6,600円
(指導員1名にて2時間指導に当たります。雨天の場合も室内にて「星の話」を実施しますので、 キャンセルはできません。)

留意点

  • 天体望遠鏡を使用する時は当所の指導員の他に、引率指導者が最低1人つくようにして直接指導を行ってください。
  • 引率指導者は事前に「パソコンによる天文シミュレーション」等の映像を見ておくと星座観察の指導がしやすいでしょう。
  • 夏季でも夜間は冷えるので、長時間の観察には防寒着を用意しましょう。
  • 曽爾高原は天候の変化が激しいため、晴天時以外のプログラムを綿密に計画しておくことが大切です。
  • 天候等の条件がよければ、お亀池周辺で各自がシートを広げて寝転がり、しばらく満天の星空を眺めれば、とても良い経験ができるでしょう。その際は静かにしてまわりの自然も感じとりましょう。
  • 目が慣れれば夜道でも歩けるので、懐中電灯は必ず各自が持つ必要はありません。むしろ、余計な光は観察の妨げになるので、リーダーだけが所持するか、赤いセロハンを電灯に着けるかして、観察が円滑に運ぶようにご指導・ご準備ください。

星座観察の種類について

  • 手軽に楽しめるフィールドスコープは「月」や「惑星」などを見ることができます。
  • 80mm天体望遠鏡は夜間使用貸出前の明るいうちに、光軸調整など事前の操作が必要です。(必ず操作できる指導者が必要です。)
  • 指導員の要請があった場合、雨天時は研修室を使って、指導員によるパソコン等での星座解説など、別プログラムに変更しての実施になります。

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