野外炊事

ねらい

自然の中で友達と協力して食事を作ることの喜び、自分たちで作った料理を一緒に食べる楽しさを味わうことで、友だちとのきずなを一層深めます。また、生ゴミの処理方法、上手なカマドの使い方、及び節水を心がけた食器洗い等により環境学習にもつなげます。

時期・時間

  • 年間を通じて実施できます。(12月~3月は水道凍結防止のため実施できない場合があります。)
  • 3時間~4時間
  • 原則として昼食及び夕食とします。

準備

自然の家で貸し出しできるもの

  • 食器セット
  • 鉄板
  • 鍋セット
  • フライ返し
  • 火バサミ
  • 薪割りなた 
  • キンドリングクラッカー
  • 洗剤
  • 無線機(事務室との連絡用)

売店で購入するもの

◎食事・物品注文書で注文
 炊事材料(食材:炊事メニューから選択)
●食事・物品注文書で注文
 薪…1カマドに1.5束が目安
※ご利用2週間前までにご注文ください。
※食材の持込は、食中毒防止のため原則禁止です。 (薪の持込可)

利用者で準備するもの

  • 活動に適した服装
  • 軍手
  • ふきん
  • 古新聞
  • チャッカマン
  • スポンジ
  • たわし

野外炊事の用具について

食器セット及び、鍋セットは以下の通りです。

カレー皿×8 どんぶり×8 コップ×8 まな板×2 おたま×2 包丁×2 スプーン×8 しゃもじ×2 ピーラー×1

ご飯用なべ×1 汁用なべ×1 ボール×1 ざる×1 

食器のセットは8人分セットになっています。9人以上のグループは、食器等を予備の棚から追加してください。ただし、返却の際は8人のセットに戻してください。
・炊事のかまど数は、本館炊飯場37(+本館屋根付 16)、屋根付炊飯場16です。

<事前準備>

注文について

  • 食材の注文はご利用1週間前までに、薪は2週間前までに必ず売店に注文して下さい。
  • [FAX:0745-96-2605]

※材料は、8人セット・4人セット・一括のいずれかの注文になります。
 4人セットは端数調整用で、注文数は最大8人セット数の5分の1の数となります。
 (但し、4人セットの注文が1の場合をのぞく。)
 一括注文の場合は、団体で小分けにしていただくことになります。

薪について

薪は事前に食事・物品注文書にて注文することができます。
薪は、目安として1かまどに1束半程度必要です。→余った薪(針金をはずしていないもの)は、返品可能です。
使い終わった薪の針金は、本館炊飯場の場合は薪置き場のカゴに、屋根付き炊飯場の場合は、針金を売店に持っていき、清算して下さい。

価格表

メニュー料金(1人分)
ビーフカレー★荒天時、食堂による調理の依頼が可能です(150円/1人、ごはんのみの場合は80円/1人)。550円
焼きそば食数分の割り箸がつきます。530円
ちゃんこ鍋食数分の割り箸がつきます。560円
朝食(カートンドッグ)360円

<当日>

当日の流れ

  • 入所手続きの後、売店で食材の受け渡し時間等の打ち合わせをしてください。
  • 炊事開始までに、団体の担当者対象に野外炊事の進め方について説明します。(約15分程度)
    ※全体への説明はいたしませんので、ご了承ください。

点検を受ける時の注意事項

  • 食器や鍋類はきれいに洗い、ふきんで拭きましょう。
  • 全体の8割の片付けが終わったら無線機で職員を呼び、点検を受けてください。
  • 職員が来るまで各班のテーブルで待ちましょう。
  • 点検の際は、「食器セット」「お鍋セット」にして順番に点検を受けてください。

片付けについて

○ カマド
 カマドの薪は燃やしきりましょう。熱いかまどに水をかけると大変危険ですので、水は絶対にかけないでください。
 →屋根付きのレンガカマドを使用した場合は、燃やしきった後、ほうき等できれいに掃除し、残炭は「残炭入れ」に入れて下さい。

○ 生ゴミ
 調理中に出た生ゴミ(野菜の皮等)は燃えるゴミの袋に入れて下さい。
 残飯(水気のあるもの)は「青いザル」に集め、水切りをしてザルごとポリバケツに入れ、蓋をして下さい。
 (野外炊事のメニューには、燃えるゴミ袋が1枚ついてきます。)
 →「本館炊飯場」はエコロジーホール下のシャッター前に、「屋根付炊飯場」は屋根付炊飯場内にあるペールボックスにザルのまま運んでください。

悪天候の場合

強風等の悪天候時に活動するにあたり危険が伴い、やむをえず野外炊事を中止する場合は次の時間までに決定し、事務室に連絡して下さい。 ※小雨での変更は対応しておりません。
昼食・・・午前9時まで 夕食・・・午後1時まで

  • 中止の場合、 食堂で調理可能なメニューはカレーライスのみです。
    他のメニューを注文され、中止となった場合は食堂で調理はできませんので、ご注意下さい。
    また、バイキング食への変更もできません。
  • 中止の場合、他団体の食堂利用が終わってからの食事となります。食堂の利用状況によっては、昼食が13時以降、夕食が18時半以降になることがあります。

このページのPDFファイル(印刷等にご利用ください)

資料

野外炊事メニュー一覧 ⇒こちらよりご確認ください

動画

調理のコツについて職員が説明している様子です。
火おこしについて職員が説明している様子です。

うどん作り

ねらい

 みんなと力を合わせてうどんを作り、伝統的な技法に触れることで、楽しく食べられるだけでなく、友達との絆を一層深めることもできます。

時期・時間・場所

  • 年間を通じて活動可能
  • 3~4時間
  • 小学校中学年以上で、4人以上で行うのが望ましい。

屋内:クラフトホール(50人程度)

準備

自然の家で貸し出しできる物

  • 麺打ち台・麺のばし棒
  • 鍋・ザル・ボウル
  • はかり・計量カップ
  • 麺切り包丁・こま板
  • カセットコンロ
  • 炊事用食器セット

利用者で準備する物

  • うどん材料(4人分)<返品不可>
  • 箸(材料注文数より多めに必要な場合)
    →「食事・物品注文書」で注文
  • ふきん・ビニール手袋(薄手)
    大きめの厚手ビニール袋←生地踏み用
    (グループに2枚)
  • ガスボンベ(班数分)
    →「食事・物品注文書」で注文

※材料の注文はご利用2週間前までにお願いします。(食事・物品注文書を提出してください)
※セット数などの変更は利用当日を含まない1週間前の10:00までになります。

費用について

材料(4人分)580円小麦粉500g・食塩・つゆ・ねぎ(返品不可)
ガスボンベ1本180円
割り箸1膳10円

活動内容

  • 資料「うどんづくりレシピ」を参考に、進めて下さい。

留意点

  • 当所職員と事前に十分相談してください。
  • テーブルは、人数のことも考慮して準備しておきましょう。
    生地を作るテーブルとお湯を沸かすテーブルは、十分間隔を取って準備してください。
  • 生地をねかしている間に、食べるための準備ができるように計画を立ててください。
  • 活動場所は主としてクラフトホールです。
  • うどん作りが終わったら、みんなで協力して使った道具をきれいに洗い、ふきんで拭きましょう。その後、職員の点検を受けてからもとの場所にもどしてください。

このページのPDFファイル(印刷等にご利用ください)

資料

バームクーヘン作り

ねらい

野外でバームクーヘン作りを楽しむとともに、みんなで協力し合うことの大切さや、自分の責任を果たすことを学ぶ。

時期・時間

  • 年間を通じて活動可能。
  • 2~3時間程度
  • 4人以上で行うのが望ましい。
    屋内:クラフトホール(20人程度)
    屋外:本館炊飯場(50人程度)・屋根付炊飯場(50人程度)

準備

自然の家で貸し出しできるもの

  • ボール
  • 計量カップ
  • 計量はかり
  • 泡立て器
  • 野外炊事用食器セット
  • 洗剤
  • 火ばさみ
  • まき割りなた
  • 竹棒(直径3~4cm位、長さ80~100cm位)

利用者で準備するもの

  • アルミホイル
  • ふきん
  • タオル
  • 新聞紙
  • マッチ
  • 軍手
  • まき(☆)

※食材の持ち込みはできません。
◎食事・物品注文書で注文
バームクーヘン材料(4人分)

(☆)は食事・物品注文書で注文

※材料の注文はご利用2週間前までにお願いします。(食事・物品注文書を提出ください)
※変更は利用日を含まない1週間前の10:00までになります。

費用について

材料(4人分) 660円ホットケーキミックス・卵・牛乳・砂糖・マーガリン

活動内容

別紙「バームクーヘン作りレシピ」を参考に、進めてください。
① 準備(用具、材料) ② 作り方の説明 ③生地づくり(まぜる) ④焼く ⑤食べる ⑥ 後片付け

留意点

  1. 食中毒を予防するため、石けんでの手洗いや食器・調理器具の消毒を十分に行い、調理しましょう。食材は、売店での購入となります。
  2. 節水に心がけましょう。
  3. なたや火の扱いには、十分気をつけましょう。安全面についての指導を十分行ってください。
  4. 用具はていねいに扱い、使用後はきちんと後片付けをしてください。
    食器セットや器具などは、洗って拭き取った後、職員の点検を受けてから元の位置にもどしてください。
  5. 団体で行う場合は、指導する方が事前に作ってみられることをお勧めします

このページのPDFファイル(印刷等にご利用ください)

資料

ピザ作り

ねらい

ピザ作りを楽しみながら、協力し合うことの大切さや、自分の役割を果たすことの大切さを学ぶ。また石窯を使うことにより、火のつけ方、まきのくべ方、温度管理等、火の扱い方についても体験する。

時期・時間・人数・場所

  • 年間を通じて活動可能。(冬季は発酵が進みにくいので、温度管理に注意が必要。)
  • 3~4時間程度
  • 4~20人程度
  • 場所:クラフトホール(材料の返品不可のため、晴雨にかかわらず実施してください。)

準備(よくお確かめください) ★は当所売店にて事前注文要

自然の家で貸し出しできる物

  • ピザ作り用具
    鍋、ボウル、シリコンマット、バット、めん棒、ピザカッター、ピザピール、計量カップ、計量はかり、ピザ皿、野外炊事用食器セット
  • 洗剤
  • 火ばさみ 、まき割りなた
  • 火かき棒、灰用スコップ

利用者で準備する物

  • 活動に適した服装
  • ラップ、クッキングシート(アルミホイル)、ふきん、タオル
  • 新聞紙、マッチ、軍手
  • ★まき(一つの石窯につき3束必要)
  • ★ピザ材料
    (ピザ生地ボール(1玉2枚分×4玉)、トマトソース、チーズ、ピーマン、 玉ねぎ、ウインナー、オリーブオイル、小麦粉)

※食材の持ち込みはできません。

※材料の注文はご利用2週間前までにお願いします。(食事・物品注文書を提出ください)
※変更は利用日を含まない1週間前の10:00までになります。

費用について

材料
(直径18cm×8枚分)  
3,400円ピザ生地ボール(1玉2枚分×4玉)・トマトソース・チーズ・ピーマン・玉ねぎ・ウインター・オリーブオイル・小麦粉
(ハーフセット(4枚分):2,400円)

活動内容

・資料「ピザを焼いてたべよう」を参考に進めてください。

  • 準備(材料・用具)
  • 説明(団体の代表の方が行ってください)
  • 生地を作る・発酵
  • 石窯をあたためる
  • 発酵した生地をのばす
  • 具材を生地にトッピングする
  • 石窯で焼く

※発酵に約1時間程度かかります。発酵の間に火をおこしましょう。

留意点

  • 活動場所はクラフトホールです。
  • 食中毒を予防するため、石けんでの手洗いや食器・調理器具の消毒を十分に行い、調理しましょう。
  • 節水を心がけましょう。
  • なた・包丁などの刃物のあつかいや、火のあつかいには、十分気をつけましょう。
    安全面についての指導を十分行ってください。
  • 用具等はていねいにあつかい、使用後はきちんと後片付けをしてください。食器セットや用具などは、洗ってタオルでふいた後、職員の点検を受けてから元の位置にもどしてください。
  • 団体で行う場合は、指導する方が事前に作ってみることをおすすめします。

このページのPDFファイル(印刷等にご利用ください)

資料

参考動画