ディスクゴルフ
ねらい
ゴルフボールの代わりにフライングディスクを使用し、カップ代わりのゴール(バスケット型) に入れるまで投げる回数を競うゲームで、満足感、爽快感を体感しながら、判断力、推理力、 体力を養います。また、コースを回る過程で様々な自然に親しむことができます。
時期・時間
- 年間を通じて活動可能
- 2~3時間
準備
自然の家で貸し出しできるもの
- フライングディスク
- ゼッケン
- 無線機(代表者に1台。複数必要な場合は要相談)
利用者で準備するもの
- コース図・スコアカード
(必要な枚数を印刷して下さい) - 鉛筆
- 野外活動に適した服装
活動内容
- 各ホールのスタートは定められたところからスローしてください。(イン・アウトコース のどちらからでもスタートできます。多人数の場合、両方に分かれた方がいいでしょう。)
スタート地点には緑色のくいが2本立っているので、それを結んだ線に立ってスローしてください。 - セカンド・スロー以降は、前にスローしたフライングディスクが止まった地点からスローしてください。フライングディスクの位置に片足を置き、もう一方は真横あるいは後方においてスローしてください。
- 各ホールのティースロー順は、最初のホール以外はすべて、前のホールのスコアのよい順に行ってください。
また、各ホールでのセカンド・スロー以降のすべてのスローは、投数に関係なくゴールから最も遠い人からスローするようにしてください。
留意点
- すぐにコースに出るのではなく、全体でスローイングの練習をしてください。
- 指導者は、参加者にコース外にフライングディスクが出た場合や木に止まった場合は、無理をさせず、安全を確認した上で取りに行くことを連絡してください。また、少しでも危険であると判断される場合は、指導者が取りに行くか無線等で自然の家職員に連絡して下さい。
- 指導者は、巡回を行い安全にゲームが進行されているかを確認してください。
基本スローイング
(1)バックハンドスロー
〈握り方〉
図1・2のように、ディスクの表面に親指を置き、人さし指はリム(ヘリ)にそってのばして下さい。
中指・薬指・小指は、リムを包み込むように握ります。
図1 図2
〈投げ方〉
体の位置は投げる方向に対して、45°程度に構え、手首を充分に曲げ、ディスクを巻き込むようにテイクバック(腕を後ろへ引くこと)します。(ディスクは、地面と平行にしておく)
あとは、勢いよくディスクを投げ出しますが、ディスクに十分な回転をつける事に最も注意を払ってください。
(スナップをきかせて投げる。)
図3 図4
(2)サイドアームスロー
〈握り方〉
図5・6のように親指、裏に人差し指と中指となるように3本の指でつまむようにディスクを持ちます。残り2本の指は軽く握ります。
図5 図6
〈投げ方〉
図7・8のように投げる方向に対してやや斜めに立ちます。
手首の力を抜いて中指で弾くようにディスクを投げ出します。
肘から先だけを動かすようにして、回転をうまくディスクにかけてください。
図7 図8