丸太の輪切りに挑戦

ねらい

1本の木の年齢を知ることで、木の成長にかかる時間について考える。また、実際に木を輪切りにすることで、木の性質を体感し、山での作業(林業)の大変さを知る。

時期・時間・場所

  • 年間を通じて活動可能。
  • 2~3時間程度
  • なかよしホール下、クラフトホール

準備

自然の家で貸し出しできる物

  • 丸太切り台
  • のこぎり
  • ヤスリ
  • クリップボード

利用者で準備する物

  • 軍手
  • 筆記用具
  • ペイント(必要があれば)(☆)

(☆)は当所売店で購入可能です。(2週間前までに要予約)

活動内容

活動の流れ

内容時間
事務室に連絡して、貸出物品の置かれている場所の鍵を借ります。
準備物セッティング20分
作業の説明10分
年輪数え15分
輪切り作業45分
(絵付け作業)(30分)
ふりかえり30分

事前準備

ワークシートを事前に人数分作成しておく。

当日準備物セッティング

  • 事務室に鍵を借りに行き、あわせてクリップボード(人数分)を借りる。
  • なかよしホール下に置いてある丸太切り台に丸太を図のようにセットする。
  • なかよしホール倉庫に保管してあるノコギリを、必要数準備する。

作業前の説明

ワークシートを使い、年輪の数え方、輪切り作業の注意点、ふりかえりの方法、時間配分などの指示をする。

年輪数え

自分が切る木の年輪と、樹齢の高い松の切り株の年輪を数え、ワークシートに記入する。

丸太輪切り

各班に別れて、輪切りを作る。だいたい2㎝くらいの厚さに切る。
切り終えたら、表面をヤスリでなめらかにします。


絵付け(選択制)

絵付けを希望する場合 焼き板用の絵の具で絵付けします。

事後の活動

①ふりかえり自分自身で活動をふりかえってみる。わかったこと、感じたことなどをワークシートの感想欄に記入します。
②わかちあいふりかえったことをグループ単位で発表し合い、お互いの意見を知る。
③まとめ全体でのわかちあい、代表者による発表などを行い、指導者がまとめる。
年輪がなぜできるのかなど指導者から説明する。

【年輪について】

年輪は季節の変化によって作られます。
春は木の成長が早く、冬はほとんど成長しません、この違いがシマシマの模様になります。
1年を通して暑い南国の木は年輪がありません。

留意点

  • 単純なプログラムですが、目的を達成するためには、ワークシートを使い、必ずふりかえり等を行い、十分に考察する時間をとる。
  • のこぎりなどの刃物には、安全に十分配慮して実施する。
  • 夏場は虫除け、冬場は防寒対策を十分行う。

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資料